28歳男 結婚式で誓いのキス、違うキス
私は20代男性です。
普段は福祉施設の職員として働いています。
これは、友人A(男)の結婚式に参加した時の話です。
友人Aとは大学時代からの友人で、一緒のサークルに入っていました。
友人Aはサークル内で彼女を作り、大学卒業後もその人と付き合いを続け、ゴールインしました。
その友人Aが結婚式を挙げるとのことだったので、参加しました。
結婚式は横浜のみなとみらいにて行われました。
2人にとっては思い出の地ということもあり、その場所にしたとのことです。
自分はチャペルの席に座り、2人が登場するまで、楽しみに待っていました。
まず、友人Aが緊張した面持ちで入ってきました。
次にお嫁さんであるサークルの後輩が綺麗なドレス姿で入ってきました。
2人は壇上にあがり、神父の方が、誓いのキスをするように促しました。
そして、友人Aが誓いのキスをするときに事件が起こりました。
それは、友人が後頭部を列席者に向けてキスをしようとしたため、2人が口づけをしようとしているところが見えませんでした。
それに気づいた友人が咄嗟に、顔の向きを逆にするという動きがありました。
元々、その友人Aはおっちょこちょいなところがありましたが、この大事な場面でやらかしたな~とは思いました。
その一部始終を見ていた、自分含め、列席者が顔を下に向け、笑いを堪えていました。
式が終わった後に、なぜ、あんなことになったのか聞いたところ、リハーサルしていたけど、緊張して、間違えてしまったと言っていました。
緊張してしまい、間違えてしまうことは、人間だから仕方ないとは思います。
しかし、誓いのキスであのような行動をしてしまうと、新婦や、互いの両親に恥ずかしい思いをさせてしまうだろうなあ~とは思いました。
自分やサークルのメンバーでは笑い話になっていますが…そのため、自分が将来、結婚式を挙げることになり、誓いのキスをするときは、顔を向きを間違えずに行いたいと、友人Aの結婚式に参加して思いました。
30代、女性、結婚式では親に感謝の気持ちを伝えられた
40代の子育て中の専業主婦です。
結婚したのは、30代前半でした。
初めはいろいろと決めることが楽しかったし、嬉しいことでした。
しかし、結婚式がこんなに決める事が多いとは思いもしませんでした。
席次表や、披露宴の食事、曲決め、ドレスに、引き出物などなどまだまだたくさん決めることにかなりグッタリしてしまいました。
友だちからも大変だよなんて聞いていましたが、こんなに大変だとは思いませんでした。
そして、私が一番印象に残っているのが最後に読む親への感謝の手紙です。
母親だけで育ててもらったので、伝えたいことは卓さんありました。
しかし、生活の中でそんな話をしたことはありませんでした。
こんな機会でもなければ恥ずかしくて言えなかったかも知れません。
すごく苦労もかけたと思います。
なので、感謝の気持ちをちゃんと伝えたいと思っていました。
バタバタと結婚式の用意の中で、必死で考えました。
あまり文章を書くのが得意ではありませんでした。
本当に書いては消しの繰り返しで、必死で考えてもうまく書けなくて、でも日にちは過ぎて行きました。
あまりに書けなくて、友だちなどにも相談しました。
自分が思っていることを書けばいいだけだと言われました。
うまく書けなくても、気持ちは伝わるでしょ。
そう言われてあ、そうだなと本当に感じました。
どうしてもうまく書かなくてはと言うのが頭にあって焦っていたと思います。
相談して、吹っ切れたと言うか、感謝の気持ちを素直に伝えればいいんだなと思って書きました。
結婚式では、緊張してうまく言えていたか、自分はでは分かりませんでしたが、友だちたちからは良かったよと言ってもらえたし、母親も喜んでもらえたので良かったと思っています。
結婚式では、なかなか普段親に言えなかったことも言えたし、良かったなと思います。
結婚式では、ほとんど緊張しっぱなしたったし、大変だったと感じていますが、感謝の気持ちも伝えられたし、とても印象に残ったことでした。
世界結婚式事情:赤い靴はやめましょう
初めまして。
東京都内在住、国際結婚をしているオトナ女子です。
今回は、アメリカで印象に残った結婚式で、驚いたり、感じたりしたエピソードを中心にいくつか書かせていただきます。
これまでも、海外でのキリスト教の挙式の出席の経験はあったのです。
ただ、ほとんど家族と友人だけのこじんまりしたもので、特に再婚のカップルが多かったせいもあるのでしょうが、プロテスタント系の教会でのお式のあとはご家族と友人だけの暖かなお食事会があり、それも2時間ほどでお開きでした。
その後、新郎新婦は新婚旅行に出かけて行ったのですが、「なんだ、今はやりのレストランウエディングよりシンプルだなぁ・・」と感じたものです。
また一方、日本では見ないような豪勢な結婚式に驚かされたこともあります。
一件は、イスラム教の結婚式でした。
当時宿泊していたホテルの2フロアーを借り切って、一族のみなさんやお友達も一緒に1週間だか2週間だか滞在をして、ずっと宴会を続けるのが習わしだとおっしゃっていました。
私は招待客ではなかったのですが、たまたま同時期にそのホテルに滞在していたため、ご招待を受けて毎晩のように宴会つづき。
宗教的な決まりがあるのか花嫁さんには会えませんでしたが、女性の方は皆さん美しく装飾品もゴージャス。
それに比べて男性は、白の上下の民族衣装で砂漠の中から現れたようないでたちでした。
この話を日本にもどって女子友にしたところ、「昔はうちだって同じだよ。
何十人もお客さんを招いて、何日も何日も宴会を続けたんだから」と九州の出身者が言っていましたが、ちょっとそれとはニュアンスが違う気が・・。
そう言ったら今度は、タイ人の友人が、ウチの田舎の結婚式も300人くらい来るんだよ~と、去年出席したいとこの結婚式の話をしてくれました。
会場は野外。
食事も野外。
食後はバンドが入り、夜中を過ぎてもダンスパーティは延々続くそうです。
その話を聞いていて思い出したのが、数年前に主席をさせて頂いた、ユダヤ教のカップルの結婚式です。
これはもうほんとにカルチャーショックでした。
場所はゴージャスなゴルフ場を借り切って。
それよりなにより、言葉も含め式の流れが、次に何が起こるのか、全く分からないのです。
大きな会場に丸テーブルが数十個並べられ、その真ん中がステージ、その後ろにバンドが控えていました。
最初はステージ上にガゼボのようなセッティングがあり、女性ラーバイ(司祭様)が結婚の式をユダヤ語で進行されるのですが、もちろん全く分かりません。
この時は、ネット検索でもして大きな流れだけでも予習をしておけばよかった・・とつくづく思いました。
いきなりグラスが割られたり、立ったり座ったりなんだかんだの謎の儀式の跡、たっぷりの量のお食事に続いて、陽気なダンスタイムに入りました。
これが、長いのです。
すごく、長かったのです。
でも、踊るのです。
踊らなければなりませんでした。
日本で結婚式に参列する際、綺麗なドレスや足が綺麗に見える靴を履くことはあっても、おなか一杯たべられるドレスや、踊っても足が楽な靴と言う視点で身に着けるものを選ぶことは少ないと思います。
でも、もしまた海外で大きな、長時間続くような結婚式に招かれたとしたら、もうあの底の赤いピンヒールの靴だけは、二度と履くのはやめようと思いました。