28歳男、旧知の友人に結婚式で撮影を頼まれ激しく後悔

どうも自分は、28歳の男性ライターです。

結婚式といえばハレの場、新郎新婦や参加した人にも特別なイベントだと言えますね。

しかし、自分はその中でも少し変わった結婚式の経験を持っています。

それは、結婚式に呼ばれた側なのに、結婚式映像の撮影係をしていた事です。

経緯は2019年夏の結婚式数カ月前に遡ります。

自分は過去に大学で自主映画サークルに入っており、毎日映画撮影に明け暮れていました。

その趣味は大学卒業後も続いており、本格的なカメラを社会人となった後に購入し、休日には短編映像を取っていたりもする程です。

そんな折、母親から幼稚園時代から友人の結婚式に招待されたという知らせが入ったのです。

そして、さらに付け加えられたのが、なんと、その結婚式の様子を撮影して欲しいとの事でした。

理由は旧知の仲である自分が映画を撮影している事を新郎が聞いていた為に、ぜひ自分に結婚式の様子を撮って欲しいと頼んでいた為です。

当時の自分はその話を聞いて、意気揚々と「良し!やろう」と返事をしました。

しかし、実際に結婚式で撮影をすると、その大変さがわかってきたのです。

まずは、常に新郎新婦の様子をカメラに映す為に、広い結婚式場内を走り回る必要がありました。

新郎新婦は重たいドレスや着慣れていないタキシードで様々な場所を行き来します。

そして、撮影者である自分も重いカメラを持ちながら移動し、その様子を撮影する必要があったのです。

少し休憩しようと自分の席に戻って、食事を取ろうとすると、すぐにまた撮影すべき新郎新婦の見せ場がやってきます。

式場内はクーラーで冷えていましたが、自分は汗だくになりながら会場内を走り回って撮影を続けました。

そして、自分は参加者にも関わらず、他の人からはまるで、式場のスタッフかの様に思われている節があったのです。

新郎に親しげに声をかけながら撮影をしていると、「何だこいつ」とでも言う様な目線が他の参加者から向けられもしました。

結婚式が終わり、実家に帰ると、自分は疲れ切っていたのか、スーツのまま寝てしまっていました。

それ以後は、いくら旧知の仲の友人に頼まれても結婚式の撮影はしないで、普通に式に参加する事を心に決める様になったのは、言うまでもありません。

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