32歳女 多いやりにあふれた結婚式

はじめまして、私は現在30代で主婦をしています。

これまで自分の結婚式も含めて友人、親類などの結婚式にいくつか参列させていただきましたが、中でも記憶に残っている結婚式は友人の式です。

友人は実家のある県のお隣の県の方と結婚をしたので、式はご主人の出身県で行われました。

遠方での結婚式となったので、新婦側の出席者は割と少な目で、その数に合わせるように新郎側もやや少なめの出席者でした。

なので、比較的こじんまりとした雰囲気があったのですが、それが良かったなとすごく思えた式でした。

友人席には全然知らない方もいたのですが、式中にあった催しのおかげで気まずさは解消されました。

特に新郎新婦がお色直しをしている間、各テーブルに何も乗っていないシンプルなホールケーキが用意されました。

ここにチョコペンやフルーツを使って絵を描いたり、デコレーションするというものでした。

それぞれのテーブルで和気あいあいと協力しながら作り、それを新郎新婦が最後に採点し、気に入ったケーキを作れたら、プレゼントがもらえるという催しでした。

初めてあった人と協力して作りましたが、その時に「何か新婦との思い出に残るものなどを書こう」と言ってくれた人がいて、それぞれに出し合い作りました。

新郎新婦のお気に入りには選ばれませんでしたが、参列者同士で交流する機会となってなかなか楽しかったなという記憶が強く残っています。

また新婦側の出席者は送迎バスで往復3時間以上かけて行きました。

新郎新婦はこのことが気にかかっていたようで、行きも飲み物や食べ物を用意していてくれたのですが、帰りにはその県のお土産をたくさん用意していてくれました。

やはり遠方から来て、観光もできずに帰るということが気になっていたようですが、お土産をたくさんいただいたので、その県の魅力はかなり伝わりました。

新婦である友人が慣れない環境で上手く過ごして行けるのかなと思っていた友人たち一同も、なんとなく安心できたように思います。

新郎新婦の思いやりや優しさが伝わり、本当にいい式だったなと思えました。

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