10年以上も、前のことです。結婚式はわけあって、今の旦那と二人で式をあげることになったのです。結婚式を挙げるにおいて、式前にいろろきめたり式場をみたりしました。しかし結婚式の流れというか、神父様の前まで二人で歩いたり、どのタイミングで指輪をつけたりするかということは、本当に式の直前だったのです。一度練習して、その流れですぐ本番といった形でした。だから、今思うとかなり頭が真っ白になっていた状態でした。それでも教わったことを思いながら、やっていたのです。最初に歩くところから、自分もですが主人もぎこちないように感じました。それとも私の歩き方が、遅いのか?といったことが頭の中をグルグルしていたと思います。それでもできるだけ冷静になり、順番に式の内容がすぎていきました。そして最後に退場するときです。最後の最後に式場に向かって一礼するのですが、旦那は立ったままでした。表情を見ても、一礼することを忘れているように感じたのです。ここでもしかしたら、私の考えすぎかな?とも思ったのですが、もし本当に忘れていたらよくないと思い、肘で旦那をつつき合図しました。案の定、忘れていたそうです。先ほど忘れていたらよくないといいましたが、なぜかというと式での様子がビデオに録画してもらっていたのです。結婚式のサービスプランの中に、そいったものがあるんですよ。それで片方だけ間違っていたら、後で親族などがみたときいろいろマズイと思ったからです。なぜかというと、旦那の身内なら多分笑って過ごすと思います。しかし和足の身内特に父方の方は、何かと欠点を見つけるとここぞとばかりにせめたてるのです。このビデオで旦那がミスしたら、思いっきりせめられるのが目に見えてたからです。そして次に私の方に「なんで教えなかったんだ」と私もせめたてられることでしょう。そういうことにならないよう、今思うときづいてよかったと思いました。それにしても事前練習が、式本番前とは知りませんでした。そこのところを、前もってきいておけばよかったと思いました。
40代女性 結婚式で主人に合図を送りました
