29歳男 結婚式の余興で痛み分け
こんにちは。
台湾在住の20代後半男性です。
私は沖縄出身で、沖縄の結婚式のスタイルは日本本土のものと比べるとかなり変わったものだと思います。
参加人数の規模も違えば、お祝儀の金額も異なります。
沖縄の結婚式のイメージと言えば、結婚式の中身より、久々に集う仲間たちとお酒を飲むことに楽しみが置かれているような気がします。
(笑)
そんな中、沖縄県民が一生懸命頑張るのは友人余興でしょう。
他の都道府県に比べると、そこに命を懸ける人が多いとも思えます。
私もかれこれ4~5回ほど余興に参加させてもいました。
定期的に集まる高校時代の仲間の結婚式となると、そのメンバーで余興を行うのが定番となっておりました。
印象に残った結婚式でもその仲間内で余興をしました。
実はそれ以前に参加した余興があまりにもグダグダで、どんずべりしてしまったことから今回に至っては練習を重ねて、必ず笑いを取れるように仕上げてきました。
内容も他の余興チームとは絶対被らないようなお笑いのパロディーを選びました。
一般的に余興の内容は、その時期に世間を騒がしているような歌やダンス、芸人のネタなどが使われる場合が多いので、他の余興とかぶらないために事前にどんな内容のものをするかを新郎新婦側に確認を取ります。
しかし、その時に至ってはあまりにもマイナーな内容であったためその確認を取ることなく練習に励みました。
そして、結婚式当日・・・。
披露宴の前の最後の余興練習の時間に悲劇が起きました。
会場へ前入りをして実際の舞台を使って10分ほどリハーサルができるのですが、バックヤードを見ると見慣れた余興の小道具が・・・。
しかも私たちのものではありません。
そしてリハーサルで余興の音楽が流れ始めると、待機していたあと一つの余興部隊がざわつき始めました。
そうです。
他の余興部隊もので、内容が重なっていたのです。
小道具も衣装も音楽も驚くほどかぶってしまいました。
まさか土壇場で内容を変えるわけにもいかないので、そのまま本番を迎えました。
しかし、ここは臨機応変。
共同作戦でみんなで同じ余興を2回しました。
(笑)
印象に残っている結婚式は痛み分けをした結婚式でした。